最近流行りのChatGPTって頭良すぎて人間の仕事がなくなるかも!!
う~ん、それは言い過ぎだけど、間違いなく格差はできちゃうね。
え~!でも、そもそも難しくて理解ができない・・・
難しいことが苦手な私が、簡単に説明するから一緒に学んでみよう!
最近世間でChatGPTが大流行してますね。
ちょうどChat-GPT4が出たとのこと。
私もIT業界の人間、SEの端くれという事で、勉強してみました。
いや~、すごいです。世の中変わりますね!!
勉強してみると、これからはChatGPTを使いこなせる人間が活躍していくよね・・・という事をまざまざと実感してしまいました。
とはいえ、私は簡単な言葉で知りたいタイプなので、今回はざっくり分かった気になれるChatGPTという事で概要をまとめてみました!
難しいことは分からないんだけど、ChatGPTってどんなものなの?って気になる人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
難しい言葉は分からないけど、ChatGPTが知りたい人
AIに将来仕事を奪われるのでは?と心配な人
ChatGPTって一体何者なの!?
ChatGPTを理解する前に・・・
何かを学ぶとき、その歴史や前提技術を学ぶことでより理解が深まりますよね。
今回はChatGPTに関連する、前身の技術のGPTと、GPT-3についてを最初に調べてみました。
そもそも、GPTってなんぞ??
という事で、さっそく調べてみました。
【GPTとは?】
- 2018年にOpenAIが発表(論文はこちら)
- いわゆる、文章AI
- Transformer(※1)という機械学習モデルを利用
※1:ディープラーニングの自然言語処理分野の技術。
ざっくり言うと、文書の中でどこに注目すべきかを判断し、文章の意味をつかもうとする。
→とりあえず、文書の中のポイントをつかんでくれるすごい奴!
AIって読解が苦手なイメージだったけど、文書のポイントをつかむ技術があると知りびっくり!!
ちなみに、AIが読解苦手なんだよ~という事を学ぶには、こちらの本がおすすめです。
現代の必読書です。
GPTができた後、GPT-2→GPT-3→GPT-3.5→GPT-4と技術が進化してきました。
実は、IT界隈では、GPT-3が出たタイミングでは結構なニュースになってたのも記憶に新しいです。
【GPT-3とは?】
- 2020年7月にOpenAIが発表
- 手前の文に”確率的につながりそうな文章”をつなげてくれる
- GPT~GPT2よりも、より人間っぽい回答をくれる
→とりあえず、人間っぽい推論をしてくれるすごい奴!
→Chat-GPT4はもっと精度が上がった!
ChatGPTとは?どんなものなの?
私がChatGPTを学び、自分なりの言葉に置き換えた説明は下記の通りです。
ChatGPTとは、「GPT-3の技術」を「チャットを使って」「人間がその場でフィードバックしながらより便利に使える」仕組みの事。
利用している技術はGPT-3なので、あくまで「確率的にありそうな文章を返してくれる」だけ。
例えば、「むかむかしあるところに」と打てば、「おばあさんとおじいさんが・・・」と返してくれるイメージです。これが、「スーパーマンがいて」なんてことは返してくれないんですよね。
このことを抑えておくだけで、70%くらいはChatGPTが分かったと言っても過言でありません。
ChatGPTは嘘をつく?
前段で説明した通り、ChatGPTはあくまで確率的に前の文章に合いそうな文を作ってくれる仕組みです。
だから、その文章が正しいのかどうかは判断してくれないんですね。
特に、データが少ないようなもの(たとえば、地方のニッチな情報とか)は推論するためのデータがないので頓珍漢なことを言ってしまいがち。
コレが、ChatGPTが嘘をつくとか言われる所以だったりします。
海外でできた仕組みだから、そもそも日本の事は苦手なんだよね。だから、英語の方が精度が良いよ
【使い方総まとめ】chatGPTをどう使う?どう使いこなす?
確率的にありそうな文章を返してくれるだけと言っても、いろんなことに使えるのも事実です。
自分の調べごとをフォローしてくれる、秘書のイメージです。
あくまで推論の結果だという事が分かっていれば、使い方によってはとても便利に利用できます。
ChatGPTを上手く使う「深津式汎用プロンプト」がすごい
先日「あなたの仕事が劇的に変わる!?チャットAI使いこなし最前線」というセミナーに参加してきました。そこでは、noteの深津がいろんなノウハウを教えてくださったのですが、すごく勉強になりました・・・!
そこで学んだ、使い方の最大のポイントは下記の2つです。
- とにかく「限定」する
→ あくまで推論なので、条件を付けて限定することで自分の欲しい答えがもらえる - 英語で問いかける
→ 英語のデータの方が多いので精度が高い
私が特に「なるほど」と思ったのは①です。
例にあったのが、「りんごって何?」と聞くとフルーツのりんごについての回答が返ってきますが、
- 宗教的におけるりんごの意味合いって何?
- 小学生にもわかるようにりんごの説明をして
- 300文字でりんごについて教えて
等々、意味やレベル、文字数などいろんな制約をつけることでより角度の高い回答が返ってくるという事。
この上手い質問こそが、今後AIを上手く使えるかの一つの能力になりそうです。
具体的にChatGPTを使ってみる
仕事で使うならどんなことができるのかな~と考え、いろいろ試してみました。
- 各種のメールを書いてもらう
→ 挨拶メール、謝罪メール、打ち合わせメールなどetc… - 検索先を探す
EX) 日本の失業率について知りたいとき、公的な文書を出しているホームページを3つ教えて - 要約してもらう
プログラミングの補佐をしてもらう
ChatGPT教育現場はどうなる?リスキリングはムダ?
AI関係のネタが出てくるときに必ずセットで出てくるのが、
- AIが人間の仕事を奪う
- AIが出てくるから勉強してもムダ
という事だと思います。
個人的には、個人に焦点を当てるなら「AIを上手く使って共存していく」のが得策だと考えます。
今後10年くらいは、AIを上手く利用できる人は重宝されるはず!
AIと共存できる人はどんな人?
AIができないことができる人というのが、これからAIと共存して活躍していく人なのだと考えています。
具体的には、こんな人はAIと共存していけるのではないでしょうか?
- 困っていること・面倒なことに気づいてどうにかしようとする人
→ 課題発見力がある
→ AIは、課題の提示はしてくれない - 相手が言わんとすることを推察できる人
→ 気遣いのできる人
→ AIは良しなに仕事をしてくれない- 相手に共感し、心を動かすことができる人
- → 共感力・パッションのある人
→ AIには感情がないので、心は動かない
こんな人がAIを上手く使って働ければ、鬼に金棒だよね!
AI時代に身に付けるべき能力とは?
前段で述べた通り、「課題発見力」「先を見通す力」「共感力」などが、これから身に付けるべき能力だと思います。これらは一朝一夕にはいかないため、日々の積み重ねが大切です。
特に、机上だけではなく、いろんな経験をして日々しっかり自分の頭で考えることが重要になることは間違いありません。
この記事をご覧の皆様も、ぜひ経験を大事にしてほしいなと思っています!
手前味噌で恐縮ですが、このブログは私が考えたり、やってみた経験を記事にしていますので、良ければ他の記事もご覧ください~!(できるだけ考え方なども載せているのがポイントです!)
いかがだったでしょうか?
火も刃物も、悪用すれば危ないものですが、人類の進化に大きく貢献してくれたことは間違いないともいます。
個人的には、AIも同じで、利用方法によって文明を大きく発展させてくれるものだと思っています。
分からないから使わない。はとっても勿体ないので、ぜひ流行りにのって少しでも使ってみよう!と思う人が増えたらいいな~と思っております。
最後まで読んでくださった方は、ぜひ、ChatGPTを使ってみませんか?
ChtatGPTを使ってみる!公式HPへ