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【会社で使うなら知っておこう】もう怖くない!Excelのエラーメッセージの原因まとめ


Excelでエラーが出てると、分からずそっとファイルを閉じちゃうんだよね~。どう直していいか分からないから、結局一からファイルを作ったりしちゃったり。

それは時間がもったいない!
エラーは「なぜ出るのか?」がわかると、どう対処したらいいかわかるようになるよ。


Excelエラーが分からないから逃げる。
実は私、昔にやってました。一生懸命作り上げたけど、一回消してみる(涙)
でも、そうするとExcelを使いこなせないので、効率仕事をすることができないんです。これって、とってももったいない。

「なぜエラーが出るのか?」を理解すれば、自分でエラーが解決できるようになります。
だからこそ、各エラーの原因についてしっかりと知っておくととても役立ちますよ。
もう、Excelで出たエラーで混乱するのはやめましょう!

最後には、エラー対処のワンポイントもまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。

♥この記事をおすすめしたい人♥

レベル別の覚えておくべきエラーを知りたい人

エラーが出る原因を簡単な言葉で知りたい人

エラー対処のワンポイントが知りたい。


なぜ、エラーメッセージを知ることが大事なの?

初めに、なぜエラーメッセージを知ることが大切なのか?という点を解説します。
それはずばり、自力でエラーを解消できるようになるため

私は普段SE(システムエンジニア)として働いています。エンジニアとして大切なことは、エラーコードを知っている・調べられること。私は、Excelを使うにあたってもこれは大切な観点だと考えています。
もちろん人に聞くという手もありますが、それは他の人への依存度が高すぎる。例えば、聞ける人が異動してしまったり、自分が異動したらそれだけで仕事が滞る可能性があります。また、人を頼りにしすぎてしまうと転職の時なんかにも市場価値が上がらず困ってしまいます。
だからこそ、できるだけ自分の力で物事を解決できることが重要で、そのためにはエラーメッセージの原因を知っておく必要があります。

初心者が知るべきExcelエラー一覧

まずは、よく見かけるエラーについてをまとめました。初心者さんは、頻出の5つを覚えましょう
もちろん、覚えるまでは「これなんだっけ?」と思ったタイミングでこのページを見に来るのでOKです!
ちなみに、Microsoftの公式HPにもエラーページがあります。(リンク

エラー原因特に確認すべきこと参考リンク
#VALUE!数式や関数に使うデータが不適切・関数で使っているデータの数値・文字が正しいか?
・変なところにスペースが入っていないか?
リンク
#NAME?使用する構文のルールが守れていない・関数や範囲の名前は正しいか?
・文字列を入れるべきところで、””が使われているか?
リンク
#REF!数式の値が参照できない・関数に必要な列・行を削除していないか? リンク
#N/A数式の値が見つからない・参照しているセルが空白じゃないか?
・検索する関数で、検索しようとしている値は存在するか?
リンク
#DIV/0!数値を0で割っている・数値を0で割っていないか?
・分母で参照している値が0になっていないか?
リンク

#から始まるエラーメッセージは、数式のエラーです。


汎用エラーの「#VALUE!」

実は、このエラーは結構汎用性が高くていろんな原因があります。正式には、以下の2点の場合に起きるエラーなんです。なんだか幅が人くてどれもこれもこのエラーに当てはまりそうですよね。

  • 入力した数式に問題がある
  • 参照先のセルに問題がある


ですが、大体の場合は以下のようなことが原因です。まずは、 数式や関数に使うデータが不適切だと覚えておきましょう。

  • 数値が入るべき場所に数値じゃないものが入っている
  • 文字が入るべき場所に文字じゃないものが入っている
  • 変なところにスペースが入っている


ルールを守れてないときに起きる「#NAME? 」

構文内で何かを修正する必要がある、つまり、 使おうとしている構文のルールが守れていない 時に出るエラーです。構文がわからなかったら、関数名などでググって調べてみると結構すぐにわかりますよ。

  • 関数の名前が間違っている
  • 文字列を指定すべきところで、文字列を””で囲っていない
  • セルの名前が存在しないとき
  • セルの範囲に:を入れ忘れたとき


「#REF!」 と「#N/A」は何が違う?

個人的に、この2つって似ていると思うのですが、もちろん違いがあります。
参照したのか、関数を使って検索したのか。簡単に表すと以下のような感じです。

  • #REF! : 参照したけど、なかった
  • #N/A  : 検索したけど、なかった



それぞれ、以下のような時に起こりやすいです。

エラーこんな時に起こる
#REF! ・数式で参照している列を削除してしまった
・検索する関数で、間違った範囲を選択してしまっていた
#N/A・参照しているセルが空白だった
・検索する関数(LOOKUP,VLOOKUP、MATCH)で、検索する値がなかった



ちなみに、#N/Aは”ノー・アサイン”と読むそう。

エラー回避のワンポイント

エラーが出ているExcelって美しくないし、このExcelあっているかな・・・?って不安になりますよね。
でも、想定済みのエラーの場合にはエラーの状態が正しいこともあります
例えば、関数を組んだセルをそのままコピーした場合。こういう場合って、空白のセルを後から埋めるから一時的にエラーが出ているのでOKってしたいですよね。


意図通りにエラーが出ているときはエラー回避しよう

そんな風に意図通りにエラーが出ている時には、関数でエラー回避するのがおすすめ。
以下の2つの関数が使えます。

IFERROR関数 → ざっくりとエラーを無くしたいとき

IF関数 → どんな原因でエラーが出ているのかしっかりとわかるようにしておく時


それぞれ特徴があるので、場合に応じて使い分けられると良いです。
初心者さんはまずはIFERRORを使いつつ、最終的にはIF関数で回避できるようになるのがおすすめ。IF関数だと、「こういう時にはこうする」と表示するルールを定める必要があるので、なぜエラーが出ているのか他の人が理解しやすいんです。

【IFERROR】
パターン① =IFERROR(エラーが出るセル)
パターン② =IFERROR(エラーが出るセル ,”出したいメッセージ”)

※パターン①の場合には、エラーが出た場合でも空白が表示されます



いかがでしょうか。
エラーを制覇すれば、Excelにちょこっと近づけ仕事ができる人に近づけるはず!
エラー回避には、実際にやってみることが重要ですのでぜひこのサイトを使いながら、ご自分の回避したいエラーを回避してみてもらえると嬉しいです。
では、また!